障害者雇用虎の巻【障害者雇用枠オープン就労希望者必見!】自分にできる仕事とはなにか?
就職先を探す際に自己分析は大変大事で、自分はなにができるのだろうと漠然と考えてしまうことがあります。これは自分側一方から見た考えで、それだけでは中々見出すことはできません。相手である会社から求められるものから考えると少し考えの答えが見えてきます。ここでは実際の仕事と自分が会社内でどんな仕事ができるのかを導き出します。 障害者雇用にはどのような仕事があるの? 障害者雇用の仕事には、いろいろなジャンルの仕事があります。障害者雇用の中で多いジャンルの仕事内容には、どのようなものがあるのか見ていきましょう。 事務職 事務や事務補助の仕事は、どこの企業でも必要とされるもので、障害者雇用の仕事としても求人が多いものです。 主な仕事内容としては、パソコンを使ったデータ入力や電話対応、書類や備品の管理、印刷やコピーとりなど、身体的な負担が少ないいくつかの作業が組み合わされることが多くあります。 清掃職 清掃の仕事は、オフィスや工場内の清掃、福利厚生に関わる施設などの清掃があります。 主な仕事内容としては、床のモップ掛けや掃除機を使った清掃、窓ふき、ごみの回収などがあります。作業手順は、マニュアル化されていることが多く、人と接することが少ないので、対人関係が苦手な人でも、精神的な負担もそれほど感じることなくできる仕事と言えます。 データ入力作業 データ入力作業は、依頼主から受けた情報を、パソコンに入力する業務です。入力するデータは、紙や電子データの他にも、音声などいろいろあります。一般的な入力業務であれば、特別な資格がなくても、一定のパソコンのスキルがあればできる業務です。 データ入力は、文字通りデータだけを入力するものもありますが、コールセンターなどで電話応対しながら、顧客の情報や問い合わせ内容などを入力するような入力作業もあります。また、会議の議事録作成(文字起こし)や、社内情報の入力、名刺などの顧客データ入力などもあります。 デザイナー デザイナーは、いろいろな種類があります。WEBデザイナー、グラフィックデザイナー、ファッションデザイナー、ゲームデザイナーなど、デザインを必要とする分野は数多くあるからです。 アーティストとしての才能や感覚がすぐれていて、独特のセンスをもっていたり、アートや美術系の専門的な知識がある人は、このような能力を活かすことができるかもしれません。 コールセンター コールセンター業務では、自分から電話をかけたり、かかってきた電話に対応する業務です。かかってきた電話に対応するようなテクニカルサポートやヘルプデスクの仕事は、マニュアルなどがしっかりしていて、何をどこまでサポートするのかが明確にされているので、仕事としては取り組みやすいものとなっています。 また、座ってできる仕事のため、体力的な負担を減らしたい方に向いています。 工場内作業 工場内作業は、製品の組み立てや製造工程の一部分の担当、仕分け、検品などの軽作業の業務となります。 決まった作業をおこなうために、臨機応変な対応や変化に弱い方でも働きやすくなっています。一方で、立ち仕事などの場合も多いので、ある程度体力がある方のほうが向いているかもしれません。 農業 農業では、草取りや種まき、野菜の定植(植物を苗床から畑に移す)、収穫などの仕事が有ります。水耕栽培などの温室などの施設で働くこともありますが、外で働くケースもあります。 仕事内容はある程度定型化されていることが多いですが、植物という生きているものを扱うので、天候や自然環境に合わせた仕事をおこなうことも必要になります。ある程度体力に自信がある方に向いているでしょう。 自分が会社でできる仕事とはなにか? まずは自分ができる仕事を考える前に「働くとはなにか?」を考えましょう。 ところが、その問いに答えはありません。「あなたにとって働くとはなにか?」他の人からも自分自身でも問うこともあるでしょう。だからこそ自分の考えに触れていくことが大事なのです。 「働くとは何か」を考えることで得られるもの。 ①仕事へのモチベーションの維持や向上。 就活中のモチベーション、就職後の働き続けるモチベーションが得られます。 ➁自分の仕事への考えをまとめて話すことができる。 面接などで働く目的や働く価値観を聞かれた場合、自分の仕事への考えをまとめておくとよいでしょう。 働くとはなにか?とは、人それぞれで「自分が成長できるチャンス」や「生活の満足度を高める手段」などが様々あるでしょう。 できる仕事と求められる仕事。 会社において自分ができる仕事を考えると次の2つの領域に分けられます。 ①自分でできる仕事の領域…能力や実績、経験に当たります。 ➁会社から求められる仕事の領域…モチベーションの維持や向上心、仕事への応用や安定性が求められます。 これらの2つが交わるところに自分にできる仕事が浮かんできます。これら2つは連動していて、自分のできる仕事(能力や実績、経験など)が増えれば、会社から求められることも増えていきます。やれる仕事の範囲も増えていくのです。これは自己分析によって自分に足りないところを補っていくことで、できる仕事も増えることでしょう。 会社から求められるものはどうでしょうか。あなたがやれることが増えていくと、まず望まれることは仕事の安定性です。その最たるものは勤怠の安定性でしょう。これは仕事へのモチベーションの維持や向上心が求められます。次にそれまでの仕事の応用が求められます。ここまで合致すればあなたのできる仕事は、一気に増えることでしょう。








