
読み込まないスーパーファミコンカセットはこうしてください
ファミコン、スーパーファミコン、懐かしのゲームたち。しかし古いものですので、差しても全然つかなかったりします。そして、息をフーフーして、つかない(笑)そんな時の対処法です。

何でスーパーファミコンのカセットの話なん?
唐突過ぎん?

うちはスーパーファミコンを仕入れて修理して売ってるんだよ。
で、結構あるのがカセットが読み込まないってやつ。
みんなフーフーすれば直ると思ってやってると思うけど。
フーフーはあんまり意味ないよね(笑)

ファミコンからの伝統やね。
まぁ、生産活動の中の一コマって感じか。
それじゃ、記事読んでください。
カセットをフーフーしてませんか?良くはなりませんよ!
以前、当事業所では、通販事業として「スーパーファミコン」をメンテナンス、再販していることをブログにしました。
少しずつですが、商品も出品・販売できて手ごたえを感じている今日この頃です。
ところで、本体をテストしていると、たまにゲームを読み込まないカセットに遭遇します。
本体は異常ないし、正常に読み込めるカセットは多いし。。。
となると、やっぱりカセットが怪しいでしょう!
そこで「カセットを読み込めるようにしてみよう!!」というのが、今回のお題です。
※ここから先は、自己責任のもとでお願いしますね。
まずはカセットを開いてみましょう。
止めているネジは2本なんですが、「トルクスネジ」と言って専用のドライバー(DTC-20)が必要になります。(ドライバーはDIY店に売っていますよ)
カバーを開いてみましょう。
基盤がさっそく見えました。
基盤の故障は問題外として、今回は一番簡単な応急方法をお教えします。
基盤の画面下側を見ると、金色の鍵盤のような端子が整然とそろっています。
両面あるのですが、鍵盤の半分以下の金色がくすんで見えませんか?
そうです!ここが怪しいのです。
要はゲームを遊んでいるうちに、金色の端子が削れて通電しづらくなっていることが多いのですね。(もちろん削れてない箇所なら接点復活剤も有効なのですが、それでもダメならです。)
そこで登場するのが、黒鉛の芯を持ったシャープペンシルです。
これ一本で直る(※かもしれない)魔法のアイテムです。
これをどうするか?
そうです!「削れてしまった金色の端子を塗ってしまえ!」です。
こんな感じに半分塗ってみました。
この調子で両面全部塗ってみましょう。
以上、これだけです。
元のカセットに戻して、ゲーム機本体にさしてためしてみましょう。
いかがでしょうか?
恐らく…たぶん…なんとか復活したのではないでしょうか?
これでダメなら、基盤不良か基盤の差し込み位置がズレているのかも?(ちょっと言い訳。。。)
そんなわけで、今回は、「スーパーファミコンのカセットの直し方」のお話をしてみました。
外部リンク:【SFC】スーパーファミコン・全ゲームソフト(1447本)のご紹介
とまぁ、こんな感じで。
鉛筆の成分が接触不良を解消するために有効なんです。
ほかにも、塗装して販売もしています。それは↓からどうぞ。
本体の塗装についても触れています。それはこちらでチェック!↓
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