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精神障がいのこと

うつ病後の復職が怖い・うつ病に向いてる仕事

精神障がいのこと

うつ病の復職が怖い、向いてる仕事は?

わたしは、現役うつ病患者です。病状もかなり快方に向かっているので、このようにブログを書いています。今回は、うつ病から快方に向かい、いよいよ復職を考えて悩んでいらっしゃる方へお話したいと思います。
あくまでわたしの経験からするお話なので、全ての皆さんとは異なるかもしれませんが、一例としてお読みになってもらえれば幸いです。

わたしが復職を考えたのは4年前で、年老いた母親との今後の生活を第一に考えてのものでした。そして貯蓄が尽きてきたこと。仕事をしていないことで社会に貢献できていない恥ずかしさからくるものでした。年齢は、50歳に近くなっていました。母は80歳、いわゆる8050の問題でした。
はじめの2年は、手探り状態でハローワークの障害福祉課に求人登録していました。後の会社とのわずらわしさを考えてオープンで復職しようと思ってはいたのですが、まだ病状が少し残っていたので、そこでも復職に躊躇していました。復職に対してまだ自信がなく怖かったこともあり、求職も中途半端でうやむやになったりもしました。

ハローワークでは、障害者用の求人がバインダーに差し込まれていたので、毎日のように閲覧していたのですが、会社とうつ病への怖いが先に立って見ているようで、思い切りがつきませんでした。
まだうつ病後、大勢の人と接することに自信がなかったので、障害者に特化した人材派遣の会社には登録できませんでした。そんなこんなでうだうだしているうちに2年もたっていました。年齢も50歳になりました。

いよいよ焦っていた時に、家族から障害者就労移行支援事業所への通所を勧められました。焦って仕事を決めても、元のうつ病に戻ってはいけないと、すぐに復職せずに 就労移行支援事業所に通所しながら社会復帰を目指そうと諭されました。復職が怖いと思ってきていたので、少し気が緩みストレスが減りました。

早速、大手の障害者就労移行事業所へ通所します。わたしより年齢の若い方が多く、緊張しましたがスタッフの方にサポートしてもらい、輪の中に溶け込むことができました。通所期間は2年間。年齢のこともあるので、すぐに復職先は見つからないだろうと腰を据えて臨むことにしていました。
就労移行事業所内では、復職への座学プログラムやPCや道具を使った自主訓練もあり、実際に指定企業に実習に行ったりもできました。あらかじめ本人から希望職種を確認しており、時折スタッフが求人票を提示してくれます。まずは面接と実習からですが、これで決めなくてはという強迫感はありませんでした。もちろん自分でハローワークから持ち込んだ求人票もサポートしてもらえます。わたしもプログラムを受講しながら求人を探す毎日でした。

そのひとりの「働きたい」にこたえる。【LITALICOワークス】

座学には、社会に出て復職してからの業務対応やコミュニケーションの取り方、まとめ方の訓練を行います。実務的に復職に役立つ自主訓練には、PCを使った作業、道具を組み立てる作業、道具をそろえる作業等スタッフを交えて訓練します。面接の基準にもなり得ますので、皆さん真剣に取り組みます。
ここで、うつ病で復職が怖いと思われている方へ、わたしが紹介された病気に向いてる仕事をお教えします。これは本人の性格にもよるものなので、全ての人が向いてるとは限りませんので、ご参考にとのことでご紹介します。

①テレワークの仕事(在宅ワークも含む)
②ゲームプログラムのサポート業務
③農業の手伝い
④個人工房の手伝い
⑤公務員や銀行員、保険業者、病院の事務作業の手伝い
⑥短期のパート・アルバイト
⑦スーパーのバックヤードの仕事
⑧スポーツジムの清掃   等々です。

復職が怖いのは、当然の感情です。うつ病の原因となった職場に戻る憂鬱さや新しい環境の職場は緊張して多くのストレスがかかります。それでまたうつ病を再発するかもしれません。
わたしはなるべく再発しないうつ病に向いてる仕事を探していました。それから、会社がうつ病に配慮してくれるかも大事なところです。条件を絞っていくとなかなか見つからないものですが。わたしの場合、年齢が高いというネックもありました。それでも焦らないようにと事業所のスタッフは配慮してくれました。

現在、わたしは新しい会社に就職して働いています。就職先が決まったのは、偶然だったので参考にはならないと思いますが、就労移行支援事業所に行っていたことも大きな要因でした。 就労移行支援事業所では、入社後の定着支援もあり、現在も入社後の体調や働く上での問題点を会社を含めて配慮してもらえます。これだけでも、新入社員のストレスから解放されます。また、うつ病もオープンで入社できましたので、会社の配慮も期待できました。

以上の事から、もしあなたが、すぐに復職が怖い、うつ病に向いてる仕事を探しているのなら、わたしは障害者就労移行支援事業所の通所をお勧めします。利用にも抵抗がおありになるかもしれませんが、一度体験されることをお勧めします。事業所でもカラーが違うのでやっておくべきだと思います。
利用期間は2年とお伝えしましたが、早い人は1か月で就職が決まり、卒業される人もいらっしゃいます。復職へお急ぎの方も問題ないかと思います。
気になる利用料金ですが、公益の福祉事業なので本人の現在の所得に合わせて利用料金は設定されますので、無職のわたしの場合は、すべてが無料でした。大変助かりました。

うつ病によって、復職が怖い、今の自分に向いてる仕事が分からない方は大勢いらっしゃると思います。なかなか自分だけで解決することは難しいことです。誰かの助けを借りるのも手だと思います。
あなたの復職への怖いが消え、うつ病に向いている仕事が見つかることを願っています。

外部リンク:そのひとりの「働きたい」にこたえる。【LITALICOワークス】

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◇「こころの病気」のことが実際の心療内科のクリニックを受診するような感覚で、
「うつの正体」や「いかに薬に頼らず、うつを治すか」をはじめよくわかる画期的な本

【本文の冒頭より】
「心療内科」と聞くと、こんなイメージがありますでしょうか
・怖い
・敷居が高い
・自分には関係ない

こころの病気は誰にでも起こりうることです。それはあなた自身にも、あなたの周りにいる大切な人たちにもです。
これからはじまる話は、ひょんなことから心療内科のクリニックを受診することとなった27歳の女性が、「こころの病気」や「うつ病」、
「いかに、うつを治すか」などについて学びながら回復していくプロセスをわかりやすくリアルに伝えるものです。
病気への理解をはじめ、医学的見地にもとづいた呼吸法、生活指導、認知行動療法などを通じて、「薬に頼らず、うつを治す」ということを知ることができます。
読者のみなさまも、実際に受診するような気持ちで読み進めてみてください。

◇復職後再発率ゼロの心療内科の先生に、うつについて、いろいろ聞いてみたら……
「うつ病は『こころの風邪』というより、『こころの骨折』のようなもので、リハビリが大事」

うつ病の再発率の全国平均は47%となっているなか、著者の亀廣先生のクリニックでは、これまで1800人以上の復職を実現し、再発率0%を続けています。
うつ病はよく「こころの風邪」と表現されるが、著者はリハビリが重要なことから、「脳神経系の骨折」に近いといいます。
「身体 → こころ」の順番を大切にし、食事療法、認知行動療法、漢方を活用したリワークシステムを、本書では心療内科の先生と患者との対話形式でわかりやすく解説します。

薬に頼らない治療方針で復職後再発率ゼロの心療内科の先生に、聞いてみたら……、
こんなことがわかりました

・そもそも本当に「うつ」なのか
・薬が効くのは、抑うつ状態のうち1種類だけ
・「うつ病」は便利な病名⁉
・「双極性障害」とはなにか
・なぜ飲酒・自傷・ドラッグを繰り返してしまうのか
・気づいたら大量の薬を飲むことになってしまった、Cさんの体験談
・良いトレス、良くないストレス
・マインドフルネスで「今、ここ」に集中する
・コーピングで自分の対処法を見つける
・「概日リズム」を整えよう
・食事指導と運動指導
・漢方薬について
・遠回りなようで近道なのは「考え方」と「行動」を変えること

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