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うつ病で生活保護は受けられるか

精神障がいのこと
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質問ねこ
質問ねこ

うつ病ってだけで生活保護は受給できるん?

代表
代表

うつ病になりました。では生活保護をどうぞ。

とはなりません。それだけでは難しいでしょう。

質問ねこ
質問ねこ

ほーん。

じゃぁ仕事できなかったらどうなるん?

代表
代表

手持ちの資産がれば、やっぱりそちらが優先です。

それもなくなって、いよいよとなれば…

その条件だったり、手順だったりを記事に書いてるよ。

うつ病になって働けない

そんな時にどうすればよいか。生活保護という手段は受けられるのか。
それについて解説をしたいと思います。

生活保護とは

病気などで働けなくなり、生活することもままならないのであれば基本的に受けることが出来ます。
なかなか受けることが出来ないとのイメージもありますが、本当に困っていればちゃんと受けることが出来ます。

まずは就労が出来ないその理由を明確にしなければなりません。その内容は…

医者による就労不可である旨の診断書です。診断書があればほとんどの場合、すんなりと受給につながると思われます。しかし、就労が不可である旨を認めてもらうにはある程度の期間通院し、病状の改善が見られないことが条件となります。ですので、通院期間が短ければおおよそ書いてもらえる事はありません。

財産等の所持について
貯金、その他財産を所持した状態であれば生活保護を受ける事は出来ません。それらを生活のために充当して、手元にお金が無くなってしまってから申請となります。
中には、持っている資産を隠して生活保護の受給を申請する方がいらっしゃいます。しかしこれは大変危険な行為です。財産を所持していることが解れば、今まで受給した生活保護の返還を求められる場合があります。また、詐欺行為となり、悪質であった場合は刑事事件として起訴される場合があります。

住所があること
住所不定である場合も生活保護を受けられません。しかし、これについてはそれを支援してくれる団体があります。「〇〇市 生活保護 支援」などで検索すると出てくると思います。そういった団体の支援を受けるのも方法の一つです。

支援してくれる人
障がい福祉サービス事業を利用しているのであれば、相談支援専門員さんがついているはずです。相談することは出来ます。生活が苦しい事など、伝えていきましょう。相談支援専門員はそういった経験をしている人たちです。

おおよそ、これらが整った状態であれば、生活保護の係は話を聞いてくれると思われます。

代表
代表

本当にどうしようもなくなった時には相談しましょう。

一人で行くより、支援者の方が一緒に行った方がスムーズかもしれません。

本当に苦しい時は相談しましょう

生活保護は、憲法、生存権に認められた制度です。日本国に住んでいる以上、この権利は認められるものです。中には、生活保護を受給している事そのものを悪のように言う方もおられます。しかし、いつ自分がそうなるのかはわかりません。権利を行使することは恥でも何でもありません。

まとめ
・うつ病で生活保護を受給することは可能
・手持ちの資産が底をつきそうになってから相談をする
・主治医に就労不可である旨の診断書を書いてもらう(医者の判断は慎重です)
・自分だけでは不安がある場合は支援団体をつかう
・相談支援専門員へ相談する事も一つの方法

苦しい時には、相談をしましょう。相談する事で心理的負担は軽減されます。一人で悩むことは解決にはつながりません。いろいろな相談窓口があります。調べてみて下さい。

外部リンク:うつ病で働けなくなったときの収入とお金の心配を減らすための制度を解説

また、以前に生活保護の不正受給等を取り扱った記事を書いています。
こちらも合わせてお読みください。

代表
代表

不正受給として扱われる可能性について書いてます。

本当に苦しい時の最後のセーフティネットです。

おかしなことをしている人たちがいることで、

仕方なく頼っている人たちも、一緒の見方をされてしまう。

悲しい現実です。

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NHK Eテレ「ハートネットTV」にて放映!
「この現実を他人事とは思えない」
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彼女を非難できる人は幸せかもしれない。
自尊心を失い、喉を掻きむしる地獄を知らないからだ。
精神障害を抱えても、自殺未遂をしても、生活保護を受けても、終わりじゃない。
それでも人や社会と繋がることをあきらめず、生き直した人がここにいる。
<主婦 / 『夫のちんぽが入らない』著者 こだまさん>

うつ、自殺未遂、生活保護、親との軋轢、貧困ビジネス……。
問題ばかりの人生を生き抜く、自伝的エッセイ!!

月給12万、ボーナスなし、社会保険なし、休みなし。
エロ漫画雑誌の編集者としてブラック企業で働いた結果、心を病んで自殺未遂。
仕事を失い、うつ病と診断され、生活保護を受給することに。
社会復帰を目指すも、やる気のないケースワーカーに消耗させられ、
患者を食い物にするクリニックの巧妙なビジネスに巻き込まれる日々。
自由もなく“ただ生きている”ことへのうしろめたさからよみがえる希死念慮。
未来の見えない絶望の中、ふたたび巡り合った「漫画の編集」という仕事で運命を拓こうとするが……!?
女一人、「再生」するまでの記録。

普通に働いて、普通に生きたかった。
その「普通」が、いかに手に入れるのが困難なものかを知った。
宝石も高価な服も要らない。
ただ、その日その日をつつましく生きたいと願っていた。(本文より)

“生きづらさ”を感じる多くの方に読んで頂きたい一冊です。

<目次>
はじめに
第1章 精神障害、生活保護、自殺未遂
第2章 ケースワーカーとの不和
第3章 「お菓子屋さん」とクリニックのビジネス
第4章 漫画の単行本をつくる仕事
第5章 普通に働き、普通に生きる
第6章 ケースワーカーに談判、そして
第7章 人生にイエスと叫べ!
おわりに
特別収録 コミック「女編集者残酷物語」

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