障がい者グループホームを出たい・変えたいと感じたときに考えること

グループホームで生活している方やご家族の中には、 「今の生活が合わないかもしれない」 「別の住まいを探した方がいいのだろうか」 と悩まれる方もおられます。

実際に、「グループホームを出たい」「環境を変えたい」という相談は珍しくありません。

ただし、それは必ずしも事業所が悪いということではありません。 住まいと本人の状態、必要な支援量が合っていない場合もあります。

この記事では、グループホームを出たい、変えたいと感じたときに考えたいポイントについてまとめています。

グループホームが合わないことは珍しくありません

グループホームは、障がいのある方の地域生活を支える大切な制度です。

一方で、すべての方に同じように合うわけではありません。

人間関係、生活リズム、建物の構造、支援内容、職員との相性など、 さまざまな理由から「暮らしにくさ」を感じる場合があります。

住まいは毎日の生活の場です。 違和感を抱えたまま生活を続けることは、本人にとって大きな負担になることがあります。

事業所の問題ではなく、制度上の限界がある場合もあります

グループホームで支援が足りないと感じると、 「事業所の対応が悪いのではないか」と考えてしまうことがあります。

しかし実際には、制度上の限界が関係している場合も少なくありません。

グループホームは、障がいのある方の共同生活を支える制度ですが、 重度の身体介護を前提として設計されているわけではありません。

また、事業所は制度上の報酬の範囲内で運営されています。 そのため、すべての事業所が十分な人数の職員配置や、 重度介護に対応できる設備を整えられるわけではありません。

職員が頑張っていないわけではなく、 制度として想定されている支援の範囲と、本人に必要な支援量が合わなくなっている場合があります。

身体介護が必要になると、住まいとのミスマッチが起きやすくなります

特に、車いすを利用している方や、 入浴、排泄、移乗などに身体介護が必要な方の場合、 住まいの環境が大きく影響します。

スロープがない、廊下が狭い、浴室設備が十分ではないなど、 生活そのものが難しくなる場合があります。

また、精神疾患が長く続いている方でも、 判断力の低下や動作の緩慢化、意欲低下などにより、 身体介護が必要になるケースがあります。

歩けるから大丈夫とは限らず、 実際の生活を支えるために必要な支援量が重要になります。

夜間の不安や見守りも大切なポイントです

日中は何とか生活できていても、 夜間になると不安が強くなる方もおられます。

転倒、体調不良、精神的不安定など、 夜間帯の困りごとは少なくありません。

しかし、自宅での一人暮らしや、 支援体制によっては十分な見守りが難しい場合があります。

住まいを考えるときは、 夜間の安心感についても確認することが大切です。

住まいを変えることは悪いことではありません

住まいを変えることに対して、 「我慢が足りないのではないか」 「迷惑をかけてしまうのではないか」 と感じる方もおられます。

しかし、本人の状態や必要な支援量は変化します。 以前は合っていた住まいが、現在は合わなくなっている場合もあります。

大切なのは、今の生活を無理に続けることではなく、 本人が安心して生活できる環境を探すことです。

グループホーム以外の選択肢もあります

住まいの選択肢は、グループホームだけではありません。

施設入所支援、自宅生活、障がい者向けシェアハウスなど、 本人の状態に合わせて検討できる住まいがあります。

それぞれにメリットと課題がありますが、 大切なのは制度の名前ではなく、 本人に必要な支援が受けられるかどうかです。

住まい選びに悩んだときは、 相談支援専門員や関係機関と一緒に整理していくことをおすすめします。

宮崎市で住まいについて相談したい方へ

いちょうハウスは、宮崎市にある障がい者向けシェアハウスです。

車いすでの生活、夜間の見守り、身体介護が必要な方の住まいについてご相談いただけます。

グループホームが合わないと感じている方、 退院後の住まいを探している方、 親亡き後の生活に不安がある方も、まずはご相談ください。

宮崎市の障がい者向けシェアハウス

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