生活保護ってそんなに簡単に受けれるん?
裏ワザがあるん?
実は…
そんなものはありません!(笑)
受給資格は本当に困っているかどうかですね。
そのあたりを記事に致しました。
裏技なんて無いです。困っているかどうかです。
最後のセーフティネットである生活保護。障がい福祉の世界では切っても切れないお話です。受給の裏ワザ!とか、書いてあるサイトもありますけど、虚偽がなければ特に問題はないと思います。要するに、普通には働けないと認定されたわけです。実際、甘えているだけとか評価されやすい精神疾患を持たれた方なんかは誤解されやすいと思います。
一見、普通に見えても、社会に出て働くことが継続できるかどうかが重要なわけでして。確かに、頑張れば働けそうに思えるような人でも、やっぱり継続できない何かがあるんです。すべてが良い受給ではないことも知っています。それでも、すべての受給者をそういった目で見ることはやめてほしいと思います。そして、このセーフティネットは自分が利用する可能性もあることを忘れてはいけません。
きつかったら、窓口に行って相談をしてみましょう。
障がいを持っているのであれば、病院へ相談する方法も一つの手です。病院にもケースワーカーがいます。手続きや、なぜ受給が必要なのかの説明、もろもろやってくれるかもしれません。
障がいがあるかどうかもわからない状態であれば、まずは病院へ行ってみましょう。発達障がいなどは、診断を受けていないと気付かずに過ごしてしまうケースも見られます。生きづらさは、何かしらの特性があるからかもしれません。もしかしたらそうかもしれない、と思っているのであれば受診することをお勧めします。そこから、いい人生への糸口が見つかるかもしれません。
いくつか本を読んでみて、自分がどうなのか考えてみるのもいいかもしれません。
「発達障害かも?」という人のための「生きづらさ」解消ライフハック
障がいもないことがはっきりしている場合は、一時的な需給は可能性としてありますが、あまり期待はできません。むしろ、日雇いでもいいので、働きましょう。ここで出てくるのが裏ワザ!みたいな表現なのですが…いわゆる精神科病院を受診して、うつ状態だったり、適応障害だったり診断書を書いてもらうというやつなのですが。これも、実際に診断がついてしまうと思います。それは精神科のドクターの怠慢ではないわけで。これはDr林のこころと脳の相談室にも出てくるのですが、詐病は無いとして診察するほか無いからなのです。精神科医は治療するためにいるわけですので、騙されるなんてマヌケだとか、そう思うのは間違いです。本当に病気であったとき、治療を放棄してしまうわけですから。また、詐病を見抜くための質問パターンも研究されているようです。うまく確立されることを祈ります。
林先生の本は読みやすくてわかりやすいのでお勧めです。
統合失調症という事実 (ケースファイルで知る)
こころと脳の相談室名作選集 家の中にストーカーがいます “こころの風邪”などありません、それは“脳の病気”です impress QuickBooks
林先生のQ&Aはなんだかおもしろいです。
著書も面白い。手元に置いています。
本当に支援が必要な人たちもちゃんといます
上記の通り、あの手この手を使うと生活保護の受給はできるかもしれません。我々、障がい福祉の支援者も、診断がついていれば、そういう症状があることが前提で支援展開を考えます。受給して、障がい福祉サービスを利用している以上、その人は障がいを持っている利用者さんです。実際の取り扱いも、そうなります。というよりも、実際そうなのだと思います。詐病のつもりだったかもしれませんが、私たちからすればそれすらわからないことなので。
それはそれで、安心して過ごせる環境が整っていると言えるわけで、全然良いと思います。無理して働いて、つらいならば。働くことがすべてではありません。幸せの形はいろいろあります。
まとめ
生活保護受給は、手順を踏めば受給可能です。財産の処分をすることと、障がいなど、働けない理由があれば問題なく受給につながると思います。
病院に頼るのが早いです。手続きもそれほど難しい内容ではありません。決められた書類を、決められた通りに提出するだけです。
詐病のつもりかもしれませんが、受給が決まれば詐病でも何でもないと思います。安心して暮らせるのであれば、それが正解だと思います。
ということで、生活保護受給について、簡単にまとめてみました。受給は難しくありません。辛いなら、利用するべきです。
あとはもう、働くのが難しいのであれば治験などがおすすめです。病院内では比較的自由に過ごせると思います。治験であれば働くとはまたちょっと違ったお金の稼ぎ方ができます。
「喘息治験モニター募集開始」では、次の記事で!
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