写真撮影は紙にして初めて作品となり完成となります。家庭用プリンターでも質の良い製品がありますよね。用紙もまた良い製品がありますね。パソコンなどで観るのと、写真として観るのでは全く違います、自分の思った作品に仕上がらないことも多々ありますね(汗)でも納得のいく作品に仕上がった時は感動します。
パソコンで観ると良いと思えるのも紙にすると全くとは言えませんが、光沢感などが違いますよね。そこでインクの調整などを繰り返します、納得のいく作品に仕上げるのに何度も印刷します。プロの印刷会社に頼む時も、何度も印刷してもらい(調整)しながら作品をしあげます。特に展示などは仕上げに妥協は出来ません、撮影の出来関係なく100点満点の作品でなくても印刷には妥協しません。
現在はデータを主催側に送信して紙に仕上げます
わたしの場合は、良くグループでの出展を数年に一度お声をかけられます、デジタルで撮影したものは、データーを主催者側に送る作業をしますが、写真のデーターが大きいのを好まれます。
ここで大事なのは、そのデータを自分でも印刷し確認作業をします。そしてデータをプロの写真家の方や印刷会社の方に作品を仕上げてもらいます。
A4サイズでもデータが大きいものを求められます。
印刷業務は本人の立ち合いを求められますが、今回はコロナなどの件で立ち合いではなくSNSでのやり取りでした。
↑が写真に仕上がった状態です。何度も修正を重ねてもらい展示できる状態まで持っていってもらいました。今回は全て主催者側に任せ切りでしたが、この状態を観ると感動しますね。
設営中の様子です。展示の位置決めに、
壁に赤い糸を張り
展示位置に釘を打ち、位置をピッタリに図り
1つ1つ水平も図ります。
照明も調節して作品タイトルの位置もピッタリに合わせる、とてもシビアな作業です。展示て以外に奥が深いです、今回の写真展は50点もの作品が並びますので、設営は1日掛かります。
今回は写真家山田久美夫先生が写真の配置と写真の仕上がりをして、もらいました。
カメラの雑誌やコンテストの審査員などをされ業界では、デジタルカメラの第一人者と言われる人です。グループの顧問もしてくださっています。
設営完了ですね。山田久美夫先生の設営の位置は圧巻です、設営はセンスも問わられますが、見事に調和していながら、でも作品1つ1つがの作品が個の感性を生かした設営ですね。グループ等の団体での出展での、難しさは位置の仕方です。写真て実は自分の個性や感性がでるものです。そこで大事になってくるのは【テーマ】を決めて置く必要があります。そして写真の配置のバランスも大事ですね。どう来場者に観てもらいたいか、どう引き付けられるものになるのか配置は、そのバランスを作る上で重要です。そこで展示において個展では起承転結で配置の仕方を決めます、しかしグループの配置の仕方は多様の作品が多いため大事なのが多様の出す色のバランスです、色のバランスを色彩を考えて配置することにより、その写真展のバランスが取れ違和感がなくなります。
写真展入り口からの、観た会場ですね。SNSでの写真交流は雑誌とか写真集とかも勉強になりますが、写真交流では特に勉強になることが多く、いい刺激になっております。沢山の写真グループが、ありそこでも勉強になります。グループでの投稿では【良いね】とかの数字は取れませんが、プロの方や写真を大好きな方々からのご意見などで成長に繋がります。わたしは、写真を自分から伝えるのではなく写真から伝わるような一枚が出来たら良いなと考えます。SNSは危険性も安全性も両方あり、見極めるのは難しいですよね、わたしは趣味の写真のみの利用をしていますが、疑わしいグループへの勧誘も多いのも事実です。そこで自分は、そこにSNSの知り合いがいるか確認をします、居なかったら勧誘はブロックもしくは無視します(笑)そしてグループの管理がちゃんと守られていることと、厳しいい基準を出していることを重要視します。SNSの写真は誰でもダウンロードしやすい事と、わたしの写真はダウンロードしても見たり、待ち受けにだけ利用してもえば良いのですが、あたかも自分の作品として応募などされる危険性がありますよね。また悪用されても困りますよね。なので、わたしは非公開のグループ以外では、ダウンロードされても大丈夫な点数でいくと30点くらいの写真をアップロードします(笑)
また納得いった一枚は写真家の先生に酷評を頂く為に、ダイレクトで送ります。そして酷評と審査を軽くしてもらいます。※無料で審査をしてもらうのには、その人との人間関係の構築が必要で、信頼関係が重要です。
SNSの中でも礼儀などが必要ですね。
スマホなどで撮影するのも良いですが、ファインダーから見える自分だけの景色、風景、光景にシャッターを押すだけで、自分だけの出会いになります。
データーだけではなく紙にする事によって写真となります。スマホでも印刷して紙として残すことも、お勧めです。家庭用のプリンターでも良いです。ただお勧めは光沢紙の選び方ですね。
写真ってデータと違い温もりを感じれますよ。是非1回でもデータ選別して印刷するデータを選び写真にして見てください。データーは水没などした場合、消える可能性が十分にありますが、写真にすることにより消えないデーターとなります。そして大切な思い出になります。またフォトブックとして世界に一つだけの一冊にするのも良いですよね※カメラ専門店など価格は専門店にもよりますし紙やページ数にもよります。
最後に、写真に関わる写真家の実話の映画の話です。浅田家お勧めです、笑いと感動とこういう人生の向き合い方もあるのかと思える映画です。