f08c47fec0942fa0 【障害者雇用枠オープン就労希望者必見!】配慮してもらいたいことをどのように会社に伝えたらよいのか? | b型事業所アクセプト
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障害者雇用虎の巻

【障害者雇用枠オープン就労希望者必見!】配慮されたいことをどのように会社に伝えたらよいのか?

障害者雇用虎の巻

障害者雇用枠において配慮とは、障害者である社員と受け入れる企業側がお互いに働きやすい職場を目指すためのあらかじめ話し合う決め事です。

障害者にとっては就労時の会社の業務における配慮はとても重要になりますが、あなたからは企業に対して言い出しにくい事柄かもしれません。しかし、話し合いなくして就職してからの問題は、入社後の企業側との意見の食い違いによって、結局は自分の問題になって返ってきます。

机の配置や業務に関すること、通院日の休暇の取得などあればしっかりと伝えましょう。
企業側とっても長く仕事に定着できるように考えたいのですが、すぐに出来ることと出来ないこともありますので、そのためにも入社前にしっかり話し合うことが大事です。

次項からは、業務における配慮(以降厚生労働省の定めた(※)合理的配慮とします)をどう会社側と向き合っていければよいのか考えてみましょう。

合理的配慮とは、平成28年4月1日に施行された「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」では、障害のある人への不当な差別的取り扱いを禁止し、合理的配慮の提供を求めています。(障害者差別解消法)

第3者の支援とメリット

いざ話し合い本番で話残しの無いように、自分に配慮してもらいたい事柄や自分自身で対処している方法をしっかりまとめておくことが大事です。
ただあまり企業側に一方的に押し付けるのも良くありません。「私は問題時にこのような自己対処をしておりますので、もしカバーできない分が出ましたらサポートをお願いしたいです。」くらいがちょうどバランスが取れて良いと思います。

これから企業側と合理的配慮を話し合うのに、企業と1対1で話し合うには、なかなかハードルも高く難しいかと思います。こちらが一方的に配慮をお願いすることはわがままなようで言いずらいし、受け入れる企業側も相手が何を配慮してほしいのかわからないことで話が進まないこともあり得ます。

そこで一つの打開策として、第3者の橋渡しも良いかと思います。
あなたに近しくてあなたの病状や生活環境を知っている方(親族など)ハローワークの方障害者転職エージェント就労移行支援サービス等が、客観的に双方の間に立って話を進めてもらえます。

私からのオススメなのは、(※)就労移行支援サービスです。

就労移行支援サービスとは、障害のある方の社会参加をサポートする、国の支援制度で障害者総合支援法という法律に基づいた、障害者総合支援法に基づく就労支援サービスのひとつです。
一般企業への就職を目指す障害のある方(65歳未満)を対象に就職に必要な知識やスキル向上のためのサポート、就労への促しや斡旋、合理的配慮の話し合い、企業への就業定着支援のサービスを行います。

おすすめ【就労移行支援サービス】

①【LITALICOワークス】
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➁就労移行支援事業所 Cocorport(旧社名:Melk)
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③パーソルチャレンジ・ミラトレ
>>【パーソルチャレンジ・ミラトレ】働く未来をあきらめない就労移行支援

次章では、どのようにあなたと企業側の合理的配慮についての話し合いの進め方を見てみましょう。

合理的配慮の進め方

合理的配慮の順序は下記の通りです。

①相談と確認
入社前に、本人と支援者(家族も同席出来たらベスト)、企業間での話し合いの第1歩です。
働くうえでどんな問題があるか、掘り起こして整理します。

➁話し合う
①で整理された問題に対して、本人と企業側とで話し合い配慮することを決めます。ここで本人への支援者が入ることもできます。

③配慮の実施
本人と企業側の取り決めた合理的配慮の事項を実施します。

④配慮についての見直しと改善
実施した配慮が解決策として有効だったのか、他に調整することはなかったか、本人が働きながら定期的に見直します。

①~④の作業を繰り返して、より良い環境づくりを目指します。

自分で対処できることはないか。

先にも述べたように、自身の希望だけを丸投げに要望しては多少なりとも問題があります。自分でも何かできないか対処法も考えておくと良いでしょう。

例)症状によって音に敏感な方の配慮とその対処方法。

☆自分で対処できる方法。
・企業側や病院の主治医に相談する。
・薬の服用管理で症状の緩和を促す。
・耳栓やヘッドホン利用などの外部からの音の遮断により対処する。

★企業側ができる合理的配慮。
・環境音の静かな席を用意する。
・本人の環境内で急に大きな音をたてないように周知徹底をする。

まずは自分のできることから話を組み立てると、スムーズに話は進むでしょう。
そのうえで臆することなく企業への希望を提示することも大事です。

合理的配慮の例

簡単な事例で合理的配慮の対処法をご説明します。

事例)
就職が決まったAさんでしたが、働くことにブランクがあったため、「安定して働けるだろうか」とひとりで不安が大きくなっていきました。いざ業務に入ってからも環境に慣れるまでの不安や緊張からストレスをためて体調を崩すこともありました。配慮されていることが分かるので、業務の量が多すぎても少なすぎても配慮されていることを気にするようになりました。どうすればよいのでしょうか。

Aさんへの合理的配慮)
本人と支援者、企業担当者を交えて合理的配慮を話し合いました。決められた事柄は下記の通りです。
・最初から無理をして体調を壊さないように短い時間から勤務して、徐々にフルタイム勤務を目指すようにした。
・心労を減らすようにゆっくりとした出勤時間に変更した。
・業務の量を上司と交えて調整した。

結果、どうなったか。)
Aさんは、数か月後短い時間の勤怠で安定し、現在は3者面談の結果フルタイム出勤ができるようになった。

ここで大事なことは、問題点を明確にして、多くの人ですり合わせし話し合い、トライアンドエラーを繰り返して理想的な合理的配慮に近づけることです。

まとめ

合理的配慮について考えてみましたが、重要なことは本人はここまで自己でできることと、企業側が合理的配慮ができることでお互いに思いやることが大事です。ここでの本人の主張も、「自分はこれだけ自己対策を行っていますので、補えない点をサポートしてもらえませんか」のスタンスがちょうど良いと思います。
企業側に対して一方的に無理な注文をしたり、かといって企業側に自信のサポートしてもらいたい事柄を伝えられずストレスをためることなど無いようにするために、第3者の助言も有効かと思います。

ただし、本人と企業の1対1の合理的配慮の話し合いはハードルが高く思われます。出来るだけ中立且つ応募者にも寄り添える第3者がいると話し合いがスムーズに運べます。

それでも不安になることは当然です。そんな時は、障害者転職エージェント(※)就労移行支援サービスを受けてみるとかなり解決できるでしょう。強くお勧めします。

就労移行支援サービスとは、障害のある方の社会参加をサポートする、国の支援制度で障害者総合支援法という法律に基づいた、障害者総合支援法に基づく就労支援サービスのひとつです。
一般企業への就職を目指す障害のある方(65歳未満)を対象に就職に必要な知識やスキル向上のためのサポート、就労への促しや斡旋、合理的配慮の話し合い、企業への就業定着支援のサービスを行います。

私は重ねて、多くの経験と情報を持つ「就労移行支援サービス」の利用をオススメします。
合理的配慮にお困りの方は、ご相談や体験をしてみてください。きっと役に立つと思います。

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【障害者雇用枠オープン就労希望者必見!】面接編・障害者雇用について~まとめ~
障害者雇用枠での面接の準備する項目は、一般の就職面接とあまり変わりありませんが、障害者であることの自身の思いや会社への配慮の願いもしっかりと伝えなければなりません。 企業面接官はあなたの社会人としての振る舞いを見たり、仕事に対する意気込みを知りたがっています。加えてあなたを雇用してどう配慮していいものか?と障害者雇用枠としての視点からも見られています。 企業面接官があなたへの知りたいことの項目はおおよそ下記の通りと思われます。 それぞれ文章にまとめておきましょう。 障害をお持ちの方の面接では、「自身の障害について教えてください」という質問は必ず受けることになるでしょう。採用に当たってどのような配慮が必要なのか、長く一緒に働くために会社が準備した方が良いことを検討するための質問です。 できることとできないことを明確にし、客観的な視点で正確に伝えることが大切です。正確に伝わらなければ、仕事がスタートしてから不便を感じてしまうかもしれません。自分の障害の特性や、働くときにお願いしたい配慮がある場合には、面接の機会に伝えておくと安心です。 障害者雇用で入社したい場合、面接選考は超重要です!なぜ落ちるのかを知っておくことで、受かる確率を上げることができます。失敗例から学び、しっかりと面接対策を行いましょう。 障害者雇用の面接では何を重視しているのか? 面接で重視される項目として「働くための準備状態」「人柄」「業務への適正」が大事になっています。 害者雇用枠での採用試験の企業面接では、自分のスキルや経験だけでなく、障害についてや働く上でのさまざまな事柄について質問されます。あらかじめどのようなことを聞かれるのかを調べて答えをまとめて、落ち着いて企業面接に向き合いましょう。 企業面接において、嘘はつかない、正直に対応することはもちろん当然ですが、それら多くの問題にもこれには該当してほしくない事柄がいくつかあります。 その中でも、大きな問題点を3つ選んでご紹介します。 障害者雇用枠における面接を上手に成立されるには、面接官とのコミュニケーションが大事です。 コミュニケーションを上手にとるには、相手の知りたいことを感じ取ることが重要です。 そこには自分の目線からではなく、相手からの目線で話すことが大切です。 面接の場で上手に振舞わることも重要ですが、そのうえで面接官の心をグッとつかめることが面接の合否に大きく影響します。 企業面接の話をインターネットで検索すると、企業面接の注意点や押さえておきたいポイントの話が多くで、具体的なうまくいった経験談は、ほとんど見られません。 私の経験談は一例ですが、下記のブログに記載しています。 障害者枠における、「履歴書」とは企業に対する大事な応募書類の一つです。障害者雇用枠への応募用の履歴書を作成する際は、基本情報や学歴・職歴のほか、障害や必要な配慮について書くのがポイントです。 職務経歴書とは、履歴書とは別に、職歴を詳しく記載し能力・スキルや経験をアピールする書類であり、基本的に履歴書と同時に提出を求められます。 職務経歴書は、これまでの職歴を一覧化した書類です。履歴書と違って職務経歴書には決まったフォーマットがないので、自分なりに書き方やレイアウトを工夫することもできます。自己アピールにつながる重要な書類ですので、具体的な職歴やスキルをわかりやすく書くことがポイントです。 障害者雇用枠にしても一般雇用枠にしても「志望動機」は面接で必ず聞かれますので、しっかりと準備しておきましょう。 しっかりとした志望動機を作るには、その企業について深く調べる必要があります。ほかの企業ではなく、なぜ貴社を受けようと思ったのかをきちんと伝えられるような準備が必要です。 就職や転職活動で、必ず提出するものの一つが「履歴書」です。多くの履歴書には自己PRを記載する箇所があり、選考における重要な材料となります。 またもっと直接的なものとして「自己紹介書」の提出を求められる場合もあります。 それら書類以外にも面接で自己アピール(以降「自己PR」とします)を求められることは少なくないため、内定を勝ち取るためには入念な対策が必要となります。 就職先を探す際に自己分析は大変大事で、自分はなにができるのだろうと漠然と考えてしまうことがあります。これは自分側一方から見た考えであり、それだけでは中々答えを見出すことはできません。雇用者側である会社から求められるものから考えると少し考えの答えが見えてきます。ここでは実際の仕事と自分が会社内でどんな仕事ができるのかを考えてみましょう。 障害者雇用枠において配慮とは、障害者である社員と受け入れる企業側がお互いに働きやすい職場を目指すためのあらかじめ話し合う決め事です。 次項からは、業務における配慮(以降厚生労働省の定めた(※)合理的配慮とします)をどう会社側と向き合っていければよいのか考えてみましょう。
【障害者雇用枠オープン就労希望者必見!】知っておきたいこと編・障害者雇用について~まとめ~
ここからは障害者雇用制度の目的や対象者、働く上で一般雇用枠との違い、企業側と就職者側のメリット・デメリットなどを分かりやすくお伝えします。 一般雇用枠と障害者雇用枠の働き方の違いとは。 一般雇用枠:文字通り企業の応募条件さえ満たせば誰でも応募できる求人 障害者雇用枠:身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者向けの採用 さらに一般雇用枠において障害者の就労方法には、オープン就労とクローズ就労があります。 オープン就労:企業に自身の障害を開示して就労する方法です。 クローズ就労:企業に自身の障害を非開示して就労する方法です。 「トライアル雇用」とは、職業経験の不足などから就職が困難な求職者等を原則3か月間試行(精神障害者は原則6か月、最大12か月)雇用することにより、その適性や能力を見極めて、期間の定めのない雇用への移行のきっかけとしていくことを目的とした制度です。労働者と企業がお互いを理解した上で無期雇用へ移行することができるため、ミスマッチを防ぐことができます。 「一時的に働いていない期間があると、やっぱり転職で不利になる?」 「ブランクがあっても就職できる方法は?」 一時的に療養していた、転職活動を上手くいかずブランク(空白期間)ができてしまったなど、様々な理由があります。 しかし、ブランクを消すことはできません。 ブランクが良くないことはわかりつつも、もうどうしようもすることが出来ないのがブランクです。 まず、結論をいうと、ブランクがあっても採用されます。 ただ、企業はブランクがあると「働くことができるのか?」と不安になります。 ブランクになってしまった原因が明白で、その原因が解決しているのであれば問題ありません。 「障害者雇用は優遇されてて楽だよね」という意見を耳にすることがあります。 本当にそうでしょうか? いいえ、これは大きな間違いです。 結論から言えば、ほとんどの方は障害者の社会的困難に理解を示してくれます。

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